はじめてのパン作り ーホープからエースヘー
手作りパン。
先日、ホームベーカリーとやらに手を出してみた。
小さな頃から、遊ぶにしても「つくる」ことが好きだった。
お外では、泥水をかき混ぜ、そこにきざんだ葉っぱを入れてスープ(?)を作ったり、どろだんごを作ったりしてよく遊んだ。
材料を混ぜたり、こねたり、形成したりするパン作りは、私の好きなことそのものだった。
いちばん好きだった工程は、こねるところ。
最初は、生地のまとまりがわるくベタベタとしていたが、何度も何度も台に押しつけていくうちに、徐々にまとまりがでてくる。
ベタベタとしている生地の感覚ですら、好きだったりする。手にまとわりつく、ネチョネチョとした、ホープたち・・・
この子たちがどのような成長をたどるのか、期待で胸がいっぱいだった。
力が必要な作業ではあるが、形がでてくる過程はたまらなく楽しかった。
また、レシピに習い2回発酵をしたが、そこでの生地のふくらみ具合にも驚かされた。
化学的な理由からだと思うが、「ここまでいくかー!!」と腰抜かすレベル。
さわった感触も発酵前とは違って、やさしくふんわりとしていた。温度は人肌くらいにあたたかい。まるで赤ちゃん犬のよう。
どんどんと進化していくエース候補に、期待は高まるばかりだった。
2度の発酵を経たのちに形成をしていき、最後にオーブンで焼きあげた。
約3時間かけてできあがったうちのエースたち。たんとご覧あれ。