生しらす丼。
これがやっぱり、美味しかった。
今年の1月初旬に、日間賀島へ1泊2日の旅行をしたときのこと。
2日目のランチで、民宿 松鶴 さんにて生しらす丼をいただいた。
旅行のお供をしてくれた上司は、この大量のしらすを見て、コレステロール値がどうのだとか、食べ過ぎると気持ちがわるくなるだとか言っていたが、ええんよ、そんなのは。その時おいしけりゃなんだってええの。
\いただきまーす/
かけだれを一面にかけて、まずは茹でてあるしらすだけ、少しとっていただこう。
ああ、おいしい。
新鮮なしらすだからこんなに美味しいのかな。身が大きい。そして、やはり数がおびただしい。口の中を埋めつくす稚魚たち。ああ、おいし。
続いて、なましらすを少しとっていただいてみる。
んん・・・たまらん。
魚貝のうまみってなんであんなに、うんまいのか。
噛みしめるとプチッとはじけて、甘く濃いしらすのエキスが出てくる。いやあ、おいしすぎ。
最後、しらすのつくだ煮(オレンジ色)もいただこうか。
うん・・・
白飯との相性は抜群。
この子の存在があることで、このしらす丼に「飽き」がもたらされない。そしてこの子のおかげでお椀がパッと華やぐ。明るくなる。
いやあ、おいしかった。
以下は余談。
どんぶりの頂でかがやく卵黄についてだが、私はつぶさない派閥に属している。だから今回も、食事が終盤になってきた頃、しらすをほおばりながら、まん丸をまん丸のまま、口の中にほうりこんだ。
卵黄と、しらす。なましらす。つくだ煮しらす。味わいが混ざりあい、口の中では大合唱が繰り広げられていた。