お手ふり。されど、お手ふり。

お題「やっぱりプロはすごいなと思ったファンサは?」

2年前くらい前に、SixTONESのライブに1人参戦したときのこと。

ちなみに私は、松村北斗くんの顔を眺めることを生きがいとしている、ホクトホリックの1人。(本当に顔がすきすぎて、魅力をあげはじめたら長くなるので、また後日。)

 

推しはじめて1年くらいたった頃、ライブが開催されるとのことで、Feel da CITYの名古屋公演に申し込んだ。

みごと、制作開放席にて当選。

 

当日はるんるんで、おしゃれして参加した。メンカラは黒なので、グレンチェックのブラウスに黒のジャンパースカート(←言い方古い?)、黒のカチューシャまでつけて挑んだ。

正直、席については期待をしていなかった。制作開放席だし見にくいだろうなあ、と。

 

近い……

それが席について一番におもったこと。メインステージからみて、左手直近のエリア。ブロック自体は前方ではなく真ん中くらいだと思うんだけど、肉眼でも彼らを追えるくらいには近かったかな。(←人による)

あとでわかったことだけど、私のブロックは、後ろのブロックとの間にスタトロ(スタンドを回るトロッコ)が通るような位置にあり、かつ左側の通路がメンバーの通り道になっていた。その中でも私の席は最後列の通路側だった。

幸運は、この席にあった。

 

ライブの中盤くらいかな。スタトロに乗るために、メンバー6人のうちの3人がステージを降りてスタンドの階段を登ってきた。気づけば自席の左の通路にじゅったん、こちくん、きょもがお通りになっている状況。北斗くんは反対側からで残念がってたけど、正直これだけでもブチ上がった。

北斗くんが反対側から乗トロッコ(←乗車のトロッコバージョン)しているのを、双眼鏡で眺めながらふと気づいた。

これって、戻ってきた北斗くんと、meetできるのでは?

(補足:スタンドトロッコはメインステージの両サイドを開始・終了地点とし、3人ずつに分かれ、スタンドを一周する。)

 

そう思い、私はトロッコに揺られながら近づいてくる北斗くんを凝視した。とまらなかった。「目に焼き付ける」ってこういうときのために使う言葉なんだろうなと思う。

と、トロッコから降りて歩いてきた北斗くんをガッチリとらえて、興奮さながらに手をブンブン振っていると、

 

手エふりかえしてる……

北斗くんは、歩きながら(私に向かって)手をふりかえしてくれた。皇族のようなお上品なお手ふりではなく、ワンちゃんをわしゃわしゃするような手のふり方(←伝わる?)。体感だと3秒くらいかなあ。いやあ、思い出すだけでジンジンする。しびれる。

その後の数分は「え?いまのって、私に?いや待て待て。え?」とうわの空だったが、ライブ後に斜め前に座っていた女性から「おめでとうございます」と言われ、無事まいあがった。

 

北斗くんのファンサは、自分のファンとわかる子に対して、なおかつお手ふりが多いと聞いたことがあった。それだからこそお手ふりをもらえたことが、とんでもなく嬉しかった。

(私の参戦スタイルは、基本左手に顔写真のうちわ、右手にペンライトなので、うちわでファンだとわかってもらえたのかな?と勝手に思っている。)